子どもの視点を疑似体験できる展示会があるなら、知的障害の人々の視点を疑似体験できるイベントもあったらいいな
偶然見たTVで知ったのですが、子どもの視点を疑似体験できる、SDGsがらみの展覧会があるそうです。
大人の比率で大きくした牛乳パックやコップ、ランドセルを体験し、大きな牛乳パックから注ぐ時にこぼすのは当たり前であることや、ランドセルがどんなに重いかを理解し、子供への接し方が変わるそうです。
弱者である子どもの感じている世界を理解するという、素晴らしい取り組みですね。
人間は自分が体験したことしか本当には理解できない生き物だし、大人は子どもの頃の気持ちを忘れていることが多いので、子供に対して「何で◯◯するの!」「何で◯◯できないの!?」とつい言ってしまいますから。
私は、これと同じように、知的障害や自閉症の人々が感じる世界を疑似体験できるイベントもしてほしいと思いました。
障害の中でも、外見からわかりにくく理解されにくい障害だと思うので。
そして、どのようにしたら疑似体験できるのだろうか、と想像しました。
例えば、周囲の人がとんでもなく早口で喋っていて、仕事の指示を早口でされて聞き取れない体験とか?
周囲の人が外国語で喋っていて何言ってるかわからない、みたいな体験とか?
全くルールを理解できないスポーツの試合の中に放り込まれるとか?
...なんか体験したら、気持ちが落ち込みそうです。
でも、うちの子は、そして知的障害や自閉症、発達障害の人々は、そういう気持ちを多々経験していると思います。
障害が無い人は、そういう経験をしないので、知的障害の人の感じ方を理解できず、「何でこんなこともできないんだ」と思ってしまったりするんじゃないかなーと思いました。
私も、うちの子に(将来が心配なあまり)厳しく接してしまうことがあるから、そういうイベントを定期的に体験して、自らを戒めたいなと思いました...。
(私自身も、検査はしたことないけど、発達障害とか自閉症傾向とかあるんじゃないかなと思われる人間なのですが)
この文章で、不快に感じる方がいらっしゃったらごめんなさい💦
独り言をつらつら書いてしまいました。